旅する教師の業務報告

「旅する教師」として「みんなを自由にする」活動をしています。ご査収ください。

2018-01-01から1年間の記事一覧

【旅】'18〜'19年 上海・ロンドン・ケープタウンからのナミビア 〜ロンドン1〜3日目

箇条書きだとどうも話が散漫になるのだけど、まあ僕の旅なんてそんなもんなのかもしれない。そもそも目的なんてないのだから。 上海発の中国東方航空は 上海13時発・ロンドン17時45分着 だったからフライトが長い印象がなかったのだけど、まあよく考えたら時…

【旅】'18〜'19年 上海・ロンドン・ケープタウンからのナミビア 〜関空→上海(1・2日目)

旅のメモを箇条書きでかいていたら、量が膨大すぎて、こりゃあもう。 …ということで箇条書きのまま公開します笑。 【1日目 関空〜上海】 11時55分関空発の飛行機に乗るのに朝5時50分に起きて7時20分に豊中駅に着いていた。 何度となく飛行機に乗り遅れた経験…

【旅】'18〜'19年 上海・ロンドン・ケープタウンからのナミビア 〜旅の始まり

去年(2017年)の年末に友人のOから急にLINEが入った。 今日Sと飲んだんですが、3人で海外旅行に行ったら面白いよね、という話になりました。 LINEというのはいつも急だ(そしてなぜこのときのOが敬語だったのかは分からない)。 というかこのときのLINEの記…

【書評】リフレクションとはイベントではなく日常的なメンタリティである

季刊誌『授業づくりネットワーク』が届いた。私は今回も(少しだけ)寄稿させてもらっているのだけど、まあ正直なところ、この号のテーマである「リフレクション」なんて、普段ほとんど意識をしていなくて、だからこそ届いた今号の内容がすごく新鮮に思えた…

「失敗の可能性を担保しておく」ということ

探究型の授業について先生方と打合せをしていた。話題は、これからの授業で生徒たちの活動をどのようにサポートしていくか、ということだったのだけど、自分が思わず発していた言葉に僕自身が変に悩まされている。 いわく、「そんなに手取り足取りサポートし…

授業における「自由」と「放任」についてぐだぐだと

毎学期とっている生徒からの授業アンケートに興味深いコメントがあった。(僕の現在の授業形式についてはこちら↓) traveling-teacher.hatenablog.jp 「自由」と「放任」は違う。先生は「放任」はしていないと思うけど。 ……ここで止まっているので生徒がこの…

【書評】本質を追究する対話、あるいは「当たり前」をやめるための「当たり前」の力について

麹町中学校の学校改革は、僕の中で今年の春最大のホットワードだった。 「定期テスト」「服装頭髪指導」「学級担任制」といった、普通の公立中学校では「当たり前」にあるルールや取り決めを実際に廃止し、より本質的な教育の在り方を実践しようとしている工…

テスト問題の作り方について、あるいは平均点を公表すべきか否かの問題

テスト問題の作り方は大きく2種類ある、と思っている。 ・「平均点○点を目指す」作り方…生徒のレベルに合わせて難易度を変える → 『相対主義』的作問・「範囲の重要な箇所を問う」作り方…生徒のレベルを考慮しない → 『絶対主義』的作問 この2つ。具体例で言…

そういえばこんなテストをやってきた。

昨日の記事をかきながら、テストについてはあまり変わったことをやって来なかったんだよなあ、と思っていたのだけど、ん、あった。 現任校に来るときに、それまでやっていた教育実践をすべて捨ててきたので(いま思うとそれなりにオモシロいことをやっていた…

テストについて(2018年11月現在)

今日から定期試験が始まった。 生徒たちはとてもがんばって試験に臨んでいるし、それは個人的にも嬉しいことではあるのだけど、あれ、これで良かったんだっけ? これで教育良くなるのかな?って思うシーンが多々あるのも事実で。 とりあえず、①学校のテスト…

ニュースより 〜教員の仕事は成果主義になるべきか

この記事。 「日本の公教育の崩壊が、大阪から始まる:子どもの学力テストの成績で教師が査定され、使い捨てされる時代がやってくる」https://webronza.asahi.com/business/articles/2018111900010.html まぁ、簡単に記事を要約すると「大阪市が全国学力テス…

三連休明けの学校

三連休明けのしんどい朝。起きた瞬間、 「学校行きたくねー!!」 って、小学生みたいに思った。 学校では、高校生たちもいつもより少し落ち着きがなくて集中も途切れがちだった。(まぁ僕も人に迷惑をかけている行動をとっていない限りあまり生徒たちを注意…

センター演習について、あるいは満点主義の弊害

時期柄、高3のセンター試験の演習を見たり、高3の生徒にセンター対策のやり方を教えたりすることが多いんだけど、その中でいつも言うのは 「センター試験は満点を取る(取れる)試験ではない」ということ。 まあセンター試験に限らず大学入試全般についてそ…

ニュースより 〜学校の体育・体育的行事が生み出す「運動嫌い」

体育も数学とかと一緒で「社会に出て使う人もいるけど使わない人も充分に多い教科」なんだから、使う人はがっつりやればいいけど、使わない人は楽しめる程度にすればいい(特に中学・高校のカリキュラムでは)。 思い出すのは以前の勤務校でのこと。「スポー…

授業について(2018年11月現在)

僕の授業は、生徒から「自由」と評されることが多い。実際、学校でとっている授業アンケートでも ・授業の良いところ:自由なところ・授業の改善してほしいところ:自由なところ とまあ、そんなコメントを書かれる。 どんな授業をやっているのか、というと、…