【旅】'18〜'19年 上海・ロンドン・ケープタウンからのナミビア 〜ロンドン1〜3日目
箇条書きだとどうも話が散漫になるのだけど、まあ僕の旅なんてそんなもんなのかもしれない。そもそも目的なんてないのだから。
- 上海発の中国東方航空は 上海13時発・ロンドン17時45分着 だったからフライトが長い印象がなかったのだけど、まあよく考えたら時差が8時間あるから搭乗時間は12時間45分だよね。
- 長かった。でも機内食は2食も出たし、映画もみれたしテトリスもできた。
- テトリスの腕が落ちていた。ハイスコア更新ならず。
- ロンドン着。アジアのように空港でプリペイドWi-Fiがその場ですぐ手に入るイメージでいたんだけど、全然そんなことなかった。
- ヨーロッパはSIMフリースマホをみんなが持っている前提で、SIMカードを空港で売っている。
- 僕のスマホはSIMロック解除とか当然していないので困惑。ロンドンでお世話になる大学の先輩の力を借りて模索。
- 結局、キャリアが提供している国際ローミングの定額サービスがいちばんお手軽との結論に。関空の時点で気づけばよかった!
- 先輩のお言葉に甘えまくり、空港に迎えに来てもらう。その後もこれ以上ないくらいの歓待を受ける。
- 大学のときから僕の計画性のなさは全然変わりません。こんな後輩でごめんなさい & 先輩には「頭が上がらない」という言葉しか思いつきません。
- そういえば生徒にも「先生は直感で行動しすぎです」って言われたなあ。なんと鋭い生徒たちだろう。
- 先輩宅にお邪魔になり、日本と中国からのおみやげを渡す。子どもたちにヒットしたようで何より。
- 子どもたちとの会話・コミュニケーションがめっちゃ楽しかった。ルービックキューブスキルは身を助く。
- 先輩との教育・職業談義も充実。今後のことを語りながら胸中では15年前を思い出しつつ。
- そして「1日中大英博物館に行きたい」と言ったら「あそこ古い石ばっかりだよ」と一蹴される笑。
- リージェント・ストリート、ナショナル・ギャラリー、St. Paul 大聖堂、ミレニアムブリッジ、テート・モダンなどをおすすめされる。
- …が、下準備をまったくしておらず全部初めて聞く名前なので覚えきれず。
- 電車に乗って、降りて、とりあえず歩く。
- リージェント・ストリートは全体的に建物がおしゃれなので、たまにある普通の建物がかわいそうな感じになる。結婚式に間違って本当の平服で来ちゃった人みたい。
- ウェストミンスター寺院もおすすめされていたような気がしたので行ってみたけど、そういえば「ビッグ・ベンは今工事中だからあそこらへんよりほか回ったほうがいいよ」って言われてたんだった。地下鉄駅を出てから思い出す。
- 地下鉄駅にはTikTokの看板があった。
- でもウェストミンスター寺院とその周辺はおもしろかった。チャーチルとガンジーの銅像があつかった。橋はインド並みに汚かった。
- 2階建てバスはそれっぽいのに乗ってみる。あたってた。
- St. Paul 大聖堂すごい。バロック、派手。
- それなのにバロック風の彫刻だけじゃなくて現代アートや映像作品まで取り入れていて懐が深い。
- 聖堂中を歩き回って屋上まで500段の階段を登ったら脚がガクガクになった。
- あと入館チケットの予約日を間違えて買ってたんだけど普通に通してくれていろんな意味で神だった。
- 大英博物館、たしかに古い石ばっかりだった。
- けどめちゃくちゃ興奮した。ロゼッタストーンやばいし楔形文字もやばい。
- そしてその展示品のほとんどが大英帝国時代の略奪品だってこともやばい。
- モアイとか神殿の壁画とかを意気揚々と持ってきたと考えると、…うん。
- 改めて僕は中国文化圏の東洋的で仏教に根ざした美術品が好きだ。どきどきする。
- いちばん奥にある日本ブースも興味深い。美とか生命とかの表現方法がほかの文化と違いすぎる。日本ってこんなにユニークな国だったのか。
- 時間を忘れて見入ってしまい慌てて次の約束へ。ロンドン赴任中の大学の同期と会う。
- お互いの近況と共通の知り合いの話題を中心に、パブで良い時間を過ごす。
- それぞれ、海外赴任と離島への移住を通して「都市と地方」に対する感覚が変わっていったのが興味深かった。
- イギリスのエールとフィッシュアンドチップスでお腹いっぱい。
- パブのウェイターはまだ食べている皿を持っていきすぎ。
- 同期には日本と中国のおみやげも渡せてよかった。
- その後、合流した先輩とテムズ川周辺散策。クリスマスマーケットおもしろい。腕時計がほしくなった。
- 帰宅、歓談、就寝。先輩には当事者の僕よりもずっと綿密な計画を立てていただいて感謝しかない。
- 思えばロンドン滞在中の予定はだいたい先輩に立ててもらっていたし、ケープタウンでの予定もだいたい考えてもらった。
- ナミビアでの予定は友人Oに完全委任しているので、旅の半分以上は誰かに計画を立ててもらっているという、まぁ、皆さま本当にありがとうございます。
- 翌日、起床後すぐに空港へ。先輩宅には何から何までお世話になりました。
- ケープタウン行きの飛行機は11時間45分のロングフライト。
もうすぐ離陸します。