旅する教師の業務報告

「旅する教師」として「みんなを自由にする」活動をしています。ご査収ください。

【旅】'18〜'19年 上海・ロンドン・ケープタウンからのナミビア 〜旅の始まり

去年(2017年)の年末に友人のOから急にLINEが入った。

今日Sと飲んだんですが、3人で海外旅行に行ったら面白いよね、という話になりました。

LINEというのはいつも急だ(そしてなぜこのときのOが敬語だったのかは分からない)。

というかこのときのLINEの記録をいま読み返してみたんだけど、このときの何も決まっていない感がすごい。

誰かがまとめようとすると誰かが新しい条件を出してきて、また発散する流れ。職場の会議で同じことがあったら確実に不機嫌になるやつ。

で、あーだこーだ言いながら「じゃあ8月上旬から中旬にマダガスカル行こうぜ」「OK!」ってなったのが1月27日。

そしたら5日後には「年末年始にナミビアね!」「よっしゃ!!」ってなってた。何が起きたか分からなかったけど、たぶんこれは催眠術だとか超スピードだとかそういうチャチなものだったんだと思う。

で、

  • ナミビア行くなら南アフリカケープタウン)にも行きたい
  • ケープタウンに行くならロンドン経由が楽しそう ※南アフリカは旧イギリス植民地なのでイギリスからの直行便が結構あるし安い
  • ロンドン、そういえば大学の先輩と友人が住んでるじゃないか
  • ロンドン行くなら経由地は中国だよね、なんとなく
  • だってアジア分が足りないもの

という連想クイズを経て完成したのが、今回の僕の旅程。

関空発、上海1泊、ロンドン2泊、ケープタウン1泊、ナミビアはたぶん5泊くらい←、関空着、の世界4分の一周くらいの旅。

…こうやってまとめてみると、つくづく僕の旅には「○○を見たい」「○○をしたい」という欲求が欠けていると思う。強いて言うなら、「誰と行きたい」「誰に会いたい」「なんとなく遠くに行きたい」的な。目的地があるというより直感的な旅の感覚。

(そもそもOとSと海外旅行いこうよって話だったのに2人とはナミビア現地集合になってる時点でなんかおかしい)

そういえば人生の中でも、新卒でベンチャー企業に入ったとき、そのベンチャー企業を辞めて大学院に行ったとき、大学院を休学して教育系NPOに入ったとき、そこから復学して教員免許をとったとき、福島の中学教員になったとき、福島を退職して島根の離島で高校教員になったとき、もちろんいろんな理由はつけたけれど、それぞれ直感的な旅だったのかもしれない。

そんなことに気づいた、今回の旅の始まり。